以前、サワガニを飼っていたとき。

満月の夜、2階で家族とお月見。

きれいだね～。

と、話していたら。

キュッ、キュッ、キュッ、と何やら音が。

私だけでなく、家族もその音が聞こえて、なんの音だろうね？、と。

そんなこんなでお月見を満喫して、次の日の朝。

サワガニのところへ行くと、水槽の中にサワガニが2匹。

？

飼っているサワガニは1匹。

？？

？？？

どうみてもサワガニが2匹いる。

ゾクゾクッッッ。

訳も分からずパパさんに伝えたら、パパさんがサワガニが隠れている大きな石をパカッと移動。

隠れていたサワガニがよく見える。

・・・2匹。

「脱皮かな？」

パパさんの言葉に、全てがすーーーっと腑に落ちる。

脱力。

2匹のうちの1つは脱皮の抜け殻。

な～～～るほど。

あぁ、びっくりした。

そして、前の日のお月見の夜、キュッ、キュッと音がしたのは、脱皮の音？

脱皮の音を聞いた～！、と家族でワイワイ。

満月の夜、サワガニが脱皮しました。

満月の日、イソギンチャクが一斉に産卵したり、生命活動がいろいろ行われることは聞いていたけど、本当に満月の日に脱皮するんだぁ、と、月と地球のつながり、そして地球の生命活動を家の中で実感。

私たちが何気なく過ごしているときでも、地球の様々な命が動いています。

そして、最近、人間も満月の日脱皮していることに気づきました。

新月から始まる流れが満月で満ちて、そして手放し、次の流れが始まる準備。

私たちはこのサイクルの中に居て、始まり、手放しを繰り返しています。

意識していなくても、そのサイクルの中で生きています。

満月の日の前後、浄化が起こり、体調に変化があったり、心がざわついたり。

エネルギーが変化するからこその感覚。

これは、まさに脱皮の準備。

そして、満月の日、人間はサワガニのように殻を脱ぐことはありませんが、古いエネルギーを脱ぎ捨て、新しいエネルギーへと脱皮しています。

この脱ぎ捨てた古いエネルギーが目に見えるかどうかの違いはありますが、この脱皮、サワガニも人間も同じ。

人間は目に見える肉体だけでなく、目に見えない様々なエネルギーでここに存在していますから。

この満月の脱皮、大いなる流れに逆らわず、準備を整え、しっかりと脱皮することで、常に今のエネルギーに合った自分がここに存在することができるようになります。

これってとっても大切だなぁ、と。

脱皮がうまくできないと、古いエネルギーが残ってしまうので、今のエネルギーに合わない古い自分で生き続けることになるから。

一昨日、満月を越えました。

しっかり脱皮して、次の新月の始まりへと準備していこうと思います。