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往馬大社、生駒山が神さま


2024年5月19日、往馬大社、龍田大社へ行ってきました。

今年は毎月行っています。

昨日は往馬大社での流れがいつもと違って、動の日でした。
いつも通り、祓戸社でお詣りした後、拝殿でお詣り。

そして、神魂結をしていただいたところで手を合わせて、南末社に続いて北末社をお詣りしているとき。

本殿を囲う塀の扉がぶわ~っと開きました。

びっくり。

宮司さんの導きのもと、着物を着た人たちが入っていく。

ぽかんと口を開けて見ていたら、一人の方が手招きをして、おいでおいでと言ってくれて。

え?

一緒に入っていいの?

たじろいでいたら、一緒に入れるからおいで、と。

びっくり。

おそるおそるついていって、本殿の敷地の中に入ることができました。

そして、宮司さんの往馬大社の説明を一緒に聞くことができました。

往馬大社は生駒山を崇める古い形式の神社で、ご祭神の伊古麻都比古神(いこまつひこのかみ)と伊古麻都比賣神(いこまつひめのかみ)は生駒山の神さまなのだそうです。

そして、さらにご祭神として、神功皇后、仲哀天皇、応神天皇、神功皇后の母君、神功皇后の父君が祀られています。

神功皇后と関わりの深い神さまが祀られているのですが、これは、鎌倉時代の八幡信仰の流れから、神功皇后はじめ神功皇后に関わりの深い神さまを祀るようになったそうです。

観音堂にも入らせてもらうことができたのですが、観音堂に鎌倉時代の往馬大社の境内の絵が描かれている往馬曼荼羅が掛けられています。

その絵には、神功皇后に関わりのある神さまが中心に祀られていて、ちょっと間を置いて生駒山の神さまが祀られています。

今は、生駒山の神さまが中心に祀られています。

鎌倉時代は神仏習合の時代。

神さまと仏さまを結びつけてお祀りしていました。

観音堂には千手観音さまがおられるのですが、当時千手観音は神功皇后の生まれ変わりとされていたのだそうです。

時代の違いを実感。

時がたつと、寺社仏閣の在り方、神さま仏さまの感じ方も変わりますね。

私は往馬大社が生駒山を神さまとしてしている古い形式の神社と知ってうれしくなりました。

お話の中に、そのような形式の神社として大神神社のお話をされていたので、おーーっと思いました。

以前、往馬大社で神魂結をしていただいたときに、生駒山を神さまとしていたのではないか、というお話をしていただいて、そこから私の中で大神神社を連想していました。

そこと繋がってうれしかった。

宮司さんのお話に祓戸四神のお話はなかったですが、祓戸社で手を合わせる時にいつも思い出します。

それにしても、思いもよらぬご縁で本殿の前まで入らせてもらうことができて、そして往馬大社についてのお話を聞けたことがうれしい。

いつも静かな印象だったので、今回は大きな動きがあった新しい展開。

ワクワクします。

そして、往馬大社のあと龍田大社へお詣りしました。
龍田大社へお詣りした後、一気に眠気が来て体の力が抜けました。

芯の必要のない力が抜けた感じで、丹田での呼吸がしやすい。

今回のお詣りで、神さまの大きなエネルギーの中で生かされていることが私の中で腑に落ちました。

その大きなエネルギーも私の中にあって、私と一体という感じも感じつつ、我の私がちょこちょことその中で生きている感じ。

この感覚の中にいると、自分の中の反応が穏やかで、ぶれが少ない。

心地いいです。

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